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尾道の風景 5月はじめの休日に
2016-05-15 Sun 13:07
風薫る5月、お天気に恵まれた連休の尾道です。

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本通り商店街にあるゲストハウス あなごのねどこ
久しぶりに前を通ると外観がすっかりおしゃれになっていました。
アイルランドあたりの街角風景にも思えるかわいらしいファサードの様子。

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晴天の下、海辺を吹き抜ける涼風を感じつつ

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路地に面した”老屋”さえ新鮮な街の景観に感じられます。

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大林監督の『転校生』でおなじみ、御袖天満宮の石段

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海沿いの遊歩道にて

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商店街の中に見つけた小さなホテル
この4月にオープンしたばかりとのこと。尾道にまた素敵な空間が増えました。

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尾道水道をのぞむ浄土寺は、ご本尊の十一面観音御開帳の時期です。

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商店街の一角に置かれたハカナ画(ハカナゲ)
大きなイーゼルに留められた黒板に描かれるチョークアート
プリミティブ・モアレさんという不思議なお店(?)の入口で見ることができる。
イラストは日々描き重ねられ、やがてその名の通り儚く消えていく運命。
しかしそれは、また新たなハカナ画のはじまりとなるのだろう。

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尾道 2016年1月 
2016-02-10 Wed 01:37
また、ふたたびの尾道。
年明けの尾道散歩です。

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何本も伸びた造船所のクレーンや船溜まりの小型船がにぎやかに海の道を飾っている。冬の尾道水道。途中の土堂(つちどう)突堤のたもとに据えられている、”アイスクリームのからさわ”とネームの入ったベンチもおなじみの風景。

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船舶を岸に係留しておくための雁木(がんぎ)と呼ばれる石段が海中に続いていく。

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尾道水道の岸辺は、真冬でも下校途中の女子高生たちの寄り道スポットだ。

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夜明けの頃、尾道水道の朝

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街もすっかり明かりを落とした真夜中の海岸通り。その暗がりの中にオレンジ色の光がポツンとひとつ灯されている。温もりを感じるその光に照らされたチョーク絵を目にする度、安堵感で思わず頬が緩んでしまう。

一頭のケモノが無造作に何かを丸飲みしようとしている姿。描かれているのは夢を喰うといわれているあの動物。そしてそれは素敵なこの店の名前でもある。

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底冷えのする寒さの中、暮れてゆく冬の一日

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日本海側から九州、沖縄までを大寒波と降雪が襲ったあの日、尾道にもほんの一瞬だが小雪がちらついた。寒さしのぎに立ち寄った喫茶店の店主に、外の空模様を話すと
「雪雲がひとつ、風で吹き飛んできて降らしたんじゃろう」
山と海に囲まれ、その独特の地形に護られている尾道は雪が降ることも珍しいという。昔、大林映画の『さびしんぼう』の中で見た尾道の銀世界を、残念ながらこの日目にすることはできなかった。

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良く晴れた日の、千光寺山の坂道から見る尾道の風景も本当に素晴らしい。

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坂を上り・・・坂を下り・・・。東西に細長い旧市街を包む北側の山地にまで住宅や寺社が築かれてきた尾道の町。人々の日常はこの急峻な地形とともに営まれている。

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尾道のメインストリート、長い長いアーケードが続く本通りの商店街。

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商店街にある元は銭湯だった建物を利用した喫茶店は今日も大人気。

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”尾道水道が紡(つむ)いだ中世からの箱庭的都市” 
そのフレーズにふさわしい海峡の街並みが広がる。

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薄曇りの日の淡い景観もまた趣がある。川の流れのような海の細道とともにあるこの街は、訪れる者の心を惹きつけてやまない魅力にあふれていた。


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2015年冬 尾道
2016-01-17 Sun 17:30
昨年の末に、年の瀬の尾道を歩いてきました。

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尾道の駅前桟橋から小型船で約40分、尾道から四国の今治(愛媛県)へと続く島嶼の一つに生口島(いくちじま)があります。

広島県豊田郡瀬戸田町と因島市から成っていたこの島は、平成の大合併によって全島が尾道市に編入されました。島の中心である瀬戸田は近世以前より瀬戸内海を航行する船舶の潮待ち・風待ちの港として栄えたといわれます。その繁栄を物語る古建築が瀬戸田の町の一隅に残る国宝、向上寺三重塔です。

寺の堂塔を中腹に抱いた向上寺山の山上からは、この三重塔の上階越しに近隣の高根島(こうねしま)の島影や瀬戸田の海(瀬戸田水道)を望むことができます。


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ひしめく様に立ち並ぶ家々、その間を抜けて行く狭い石段の小路。昔からの変わらぬ島の暮らしを偲ばせてくれる瀬戸田の集落の一角。

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石段を下ってゆくと海沿いに続く家並みの向こうに、流れの穏やかな瀬戸田水道が見えてきました。

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瀬戸田港の傍らで

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瀬戸田港の待合所には、段ボール箱に「サイクリストの皆さんへ」と書かれて、地元産のミカンが置かれていました。瀬戸内の島々を経由し尾道から今治までをつなぐ瀬戸内しまなみ海道、近年ではサイクリング愛好家のメッカともなっていて国内外を問わず、この地を訪れるサイクリストの姿が増えました。初めてこの土地を訪れた4年前は、ここまでのサイクリング人気はまだ無かったと思うのですが、現在は尾道、しまなみ地域を代表する一大アクティビティになっているようです。

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生口島と隣の高根島を結ぶ高根大橋。柑橘類の栽培が盛んな両島の架け橋は、目にも鮮やかなオレンジ色のアーチ橋

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生口島から本土に戻って、おなじみの尾道水道の風景です。

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シネマ尾道
尾道駅の程近くにスクリーンを構えるのが、尾道で唯一の映画館、シネマ尾道。昭和の終わり頃までは、地方の町にもまだまだこういった映画館が残っていましたね。旧尾道松竹の建物をそのままに、2008年に開館したミニシアターです。

数々の名作の舞台となり”映画の町”と親しまれた尾道も、2001年に尾道松竹が閉館した後は、映画館が一館も無くなっていたそうです。その状態を惜しんだ、現在のシネマ尾道支配人である河本清順さんが中心となって2004年に「尾道に映画館をつくる会」を発足させたのが、このシネマ尾道開館に至る第一歩であったそう。当時は”映画好きの平凡な20代女性”に過ぎなかった河本女史の熱意が、今ではしっかりとこの町に実を結んでいる様子を、ちょっと敬意とともに眺めてしまいました。

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尾道は、こういった少しせつない青春映画が、やっぱりよく似合う街ですね。

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こちらは、かつて尾道の夜を代表するBARだった、舶来居酒屋「暁(あかつき)」の跡。

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本通り商店街を歩いていて見つけた定食屋のどん吉さん
港町という土地柄、尾道には海鮮料理を出す和食店は数多くあれど、散策中にふと、とんカツやフライやカレーといったおなじみの洋食が恋しくなった場合にぜひ立ち寄りたいお店。冬のこの時期はカキフライの定食やカレーが定番でしょうか。尾道市立大学の学生さんたちも御用達の、ボリュームたっぷりの満腹食堂がここにあります。

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広島県は酒どころ。NHKの朝ドラ「マッサン」で一躍脚光を浴びた竹鶴酒造のある竹原、先年のオバマ大統領来日の際、銀座の有名寿司店で安倍首相と酌み交わしたという銘酒『賀茂鶴』を産んだ西条の町も尾道からはそう遠くはありません。とある和食のお店でのメニューですが、有名どころの他にも広島の地酒、色々とあるようですね。

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尾道の歓楽街、新開(しんがい)の路地奥で見つけたBAR『A-train』さん。JAZZ&BARと看板が出ていますが、店主のHさんは映画と落語に(必然的に芸能全般や歴史の雑学にも)造詣が深い。彼が語り始めると、主客で夜の更けるのも忘れるほど話に興じてしまいます。尾道にあるBARは、それぞれ店主や店構えが個性的で、文学・芸術を愛好してきた町の気風がこんなところにも現われているように思えます。

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尾道駅前風景

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尾道水道に突き出した突堤の先に、寄り添って座るカップルの姿はいつ訪れても目につく光景。もう尾道水道沿いの風物詩の一つといってもいいかもしれませんね。

やっぱり尾道はいいところだなあ。

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夏の終わりの尾道さんぽ
2015-09-26 Sat 11:25
夏の終わりの休日に、瀬戸内海の港町、尾道を訪れました。
二年ぶりの尾道。以前と変わらぬ街の姿にホッとしつつ、街のあちこちを歩いて回ってみました。

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天寧寺海雲塔
やっぱり、このポイントからの写真が撮りたくなります。

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海雲塔を囲む坂道を街中へと下り・・・


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海岸沿いに続く古い家並みの間には海への出入り口が隠れていたりします。

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千光寺山からの景色
やっぱりいい眺めですねー。

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西には、尾道水道を隔てて向島・岩子島の島並みが続きます。
携帯写真ですと、ちょっと絵画的な写りになりますね。

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千光寺山中腹のポンポン岩の辺りからは、向島のドックや島の北岸の様子がよく見渡せました。

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早朝の町歩きで、海岸通りに素敵なバーを発見!これは夜も愉しめそうです。

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渡船(とせん)を待つ人々

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尾道市街と対岸の向島を隔てる尾道水道。その間を頻繁に行き来するのが、渡船と呼ばれ親しまれている小さなフェリー航路です。

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渡船は学生たちの通学路。「てっぱん」や大林映画からの刷り込みですが、やっぱり尾道は制服姿の少年少女の通学風景がよく似合う街ですね。

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「ろ」の看板も健在です。(瀬尾ろ製作所)

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向島から見た尾道市街
渡船に乗るのは実は初めてで、いつも本州側から向島を見ていた眼には、新鮮な風景です。

遠くても、またふらりと訪れたくなる街、それが尾道です。


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尾道小景 夏の一日 ~千光寺山の周辺から~
2013-07-28 Sun 08:00
今年も夏本番を迎えようとしている。
夏が来て思い出すのは、遥か瀬戸内の港町、尾道の風景。
尾道にはやはり夏の季節がよく似合う。

昨年の夏の終わりに尾道を歩いた。初夏の頃に続いての再びの逍遥。
その日千光寺山から見渡した尾道の町並みは、全てが明るく、生き生きと生命力に満ち溢れているようで、とりわけ空の青さがとても眩しく感じられた。文学や映画の世界で多くの物語を生み出してきたこの町の風光はやはり訪れた旅人の心をとらえて放さない。灼けつくような夏の陽射しのもとで、尾道の海と山と街は色濃く鮮やかにその姿を際立たせていた。

燦々と降り注ぐ夏の陽光の下、ふと、あの夏の日の光景を思い返してみたくなった。

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千光寺山上の千光寺公園の一角に尾道市立美術館がある。美術館前より尾道水道側へと下りの坂道が続いている。尾道市街と狭い海峡を間近に見おろしながら下ってゆく道は、やがて山腹の千光寺境内へと至る。

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ここはJR山陽本線沿いの国道2号線長江口交差点の手前、千光寺山ロープウェイの山麓駅最寄りの道筋。市街のほぼ中央にあって、千光寺山への上り下りに、また街の散策中に何度となくこの道を行き交った。

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山麓駅に停車中のロープウェイから山頂を見上げると、千光寺山の万緑のなかに朱塗りの鐘楼と玉の岩が小さく見えている。煙のような薄雲が蒼天にたなびき、昔の物語りにでてくる仙境の様にも思われた。

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発車前のロープウェイからは小高い西国寺山とその麓の家々が目に入る。眼下には正授院の大屋根と墓石群、道を隔てて慈観寺の境内が見える。

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千光寺山ロープウェイの山頂駅から。ロープウェイのガイド嬢は3分ほどの乗車の間に尾道の名所旧跡について解説してくれる。その客扱いの合間の一瞬をとらえてしまったようで・・・。





尾道

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初夏の尾道 ~海と坂と寺の町~
2012-11-25 Sun 21:41
尾道水道の眺望を楽しみに再び千光寺山へ登頂しました。
ロープウェイにて山頂へ、そして展望台からの眺めと少し山腹を下った千光寺境内の様子です。

ロープウェイからの風景1
ロープウェイに乗り発車を待ちます。山麓駅の間近までご近所の家々が軒を接して立ち並んでいます。

ロープウェイからの風景2
なだらかな千光寺山の山腹には天寧寺の三重塔が建っています。

ロープウェイからの風景3
ロープウェイから見下す尾道の街

ロープウェイからの風景4

山頂駅から2
再び山頂駅から

尾道水道の眺め1
千光寺山展望台より西方を望む風景です。
中央のガラス張りの建物は尾道市立美術館。尾道水道の左側の山並みがおなじみの向島、その奥には因島など、四国の今治(いまばり)まで続く瀬戸内の島々が霞んで見えています。季節はともあれ「あれは伊予、こちらは備後、春の風」の情景です。尾道市街のある陸地側は隣の三原市へと続いていきます。

尾道水道の眺め2
向島の北岸は造船所や渡船の発着所もあり、だいぶ拓けています。

尾道水道の眺め3
以前、小型カメラのCMで女優の北川景子さんがこの辺りの景色をパノラマ撮影し「おお、尾道独り占め!」とつぶやくシーンがありましたが、この高台から望む、広々とした風光は本当に気持ちの良いものでした。良く晴れた初夏の一日にまた行ってみたくなりました。

千光寺より
千光寺の本堂です。
映画『ふたり』の中で、主人公の北尾実加と親友の長谷部真子が、クラスメイトの家を訪ねた帰り途に、この欄干に腰を掛けながら「私たちやっぱりまだ子供なんだね」と語り合います。友人の家の没落を敏感に察した二人の静かな述懐の場面です。作中にもしっかり映されていましたが、ここから見た尾道市街の様子も素晴らしい景色です。

千光寺より2
街を背に山肌を登っていくロープウェイの姿に強く魅かれました。

千光寺より3

千光寺鐘楼
千光寺境内の断崖に面して建つ朱塗りの鐘楼
林芙美子が「赤い千光寺の塔が見える」と放浪記に綴ったのはこの朱色の鐘楼のことでしょうか。

鐘楼越しの尾道
鐘楼越しに眺める尾道大橋と瀬戸内の海

千光寺護摩堂
千光寺護摩堂

千光寺より4
ロープウェイは街へと消え、そして再び姿を現します。
 

再び妙宣寺に
千光寺山を下りた後、再び麓の妙宣寺へ立ち寄りました。

物影の猫3
境内を何気なく歩いていると、先程は気づかなかった猫石の姿を石段の陰に見つけました。

物陰の猫
尾道の街中に隠れる猫石たち、彼らのことをこの日はすっかり失念しておりました。

物陰の猫2
別の猫もひっそりと隠れています。

瓦屋根の眺め
瓦屋根の風景を市川監督風に

慈観寺本堂
慈観寺も再訪します。

斜格子
東京近郊では総コンクリート造りの寺院も少なくありませんが、こちらは古い木造の堂舎を良く残しています。斜格子の造作も古風な本堂です。

本堂濡れ縁

閼伽井堂

鐘楼

甍の重なり
こちらは慈観寺から通りを隔てた正授院の境内です。

正授院1

正授院2
商都尾道の遺産でしょうか、街中にある寺院の数々は決して豪奢な大刹ではありませんが、いずれも風格ある清々しい造りの仏閣ばかりでした。

正授院
浄土宗正授院


尾道駅
二日目も初夏の尾道を充分に堪能し、尾道駅へと辿りつきました。いよいよこの旅も終了です。

駅舎より
駅舎より駅前広場を振り返って
正面に見えるクレーンや作業場の建物、生い茂った木立は向島のものです。高速バスから降りたった時、駅と海とがこれほど至近距離にあることにまず驚き、それだけで期待できる楽しい街めぐりになりそうだとワクワクしたものです。

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帰郷の時刻
出発の時刻が迫ります。

ホームより駅舎を
駅名標と駅舎を正面に据えて尾道最後の一枚。
尾道は風景の一つ一つが深く心に残り、また冒険心がくすぐられるとても素敵な街でした。


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初夏の尾道 ~妙宣寺と慈観寺~
2012-11-17 Sat 20:19
千光寺山ロープウェイの運行時刻まで、まだ少し時間があったため、山麓駅周辺の小路をたどって見たところ周囲に瓦葺きの堂宇や鐘楼が立ち並ぶ一角に出ました。

妙宣寺への曲り道
寺町への曲がり角、といった雰囲気です。

妙宣寺へ

妙宣寺山門
日蓮宗妙宣寺
山門まで続く白い築地塀がとても印象的なお寺です。

妙宣寺2

白砂の庭
白砂利をひいた砂紋が清々しく感じられます。

妙宣寺本堂
この本堂の後ろには加藤清正を祀った御堂があるそうです。戦陣に「南無妙法蓮華経」の幟を掲げるなど、熱心な法華信仰で知られた清正公ですが、尾道市内の寺院に祀られているのは意外な気がしました。豊臣秀吉の命による朝鮮出兵の際に、尾道も兵糧弾薬や派遣軍の中継拠点となっていて、それが縁となって後に豊家の重臣である清正公の等身大の木造を安置したとも伝えられています。

妙宣寺からのロープウェイの様子
塀越しにゆっくりとロープウェイが動き始めました。普段見慣れないためか、街の中で間近にロープウェイが移動する様子は本当に不思議に感じられました。

白壁越しの大屋根
山門を出ると、築地塀の向こうに隣接する寺院の本堂が見えました。瓦葺きの大屋根が見事で、以前に見た市川崑監督の映画のワンシーンを思い出します。
金田一耕助シリーズのほか、市川作品には屋根瓦を真上から撮るようなショットが必ず挿入されていて、市川監督自身もあるインタビューの中で「灰色の単純な線の瓦屋根に魅かれた」、「日本の建築様式の美しさは瓦屋根に凝縮されている」とその傾倒ぶりを語っています。

白壁と寺院
白壁と寺院。瓦屋根の建物があって、墓石が並び、奥には新緑の山肌が見える。このような風景がとても日本的で好ましく感じられました。

慈観寺山門
瓦屋根が見事な隣のお寺にも参ってみました。(時宗慈観寺)

慈観寺山門2

慈観寺境内から
慈観寺境内からもロープウェイの様子を見上げることができます。

慈観寺本堂の濡れ縁

慈観寺の渡廊下
広くはありませんが、建物が時を経た古色を醸し出していて落ち着いた佇まいの古刹でした。

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初夏の尾道 ~朝の本通り~
2012-11-10 Sat 14:17
昨日、散策した本通り商店街の朝の様子です。この日は月曜日でアーケードの石畳の道を自転車で駈け抜ける女子学生の姿が多く見られました。

商店街風景
どこの街でも見られる朝の一コマなのですが、尾道の街なかで自転車で疾走する女子生徒の姿を目の当たりにすると、「ふたり」などのシーンが思い出され感慨もひとしおです。

林ウバ車さん
ウバ車やさん

大和湯
開店前のゆーゆーさん

商店街風景2
子供の頃、近隣の街にあったアーケード街は活気があり、とても賑やかで憧れの象徴でした。30年以上前の記憶ですが、未だにアーケードの下を歩くときには心躍る思いがします。

商店街風景3

商店街風景4
「本通り商店街」という名称ですが、通りに沿ういくつかの商店街を総称して、この名で呼び慣わしており、実際にこの場所を歩いてみますと、本通りを横断する何本かの道路に区切られた個々の通りごとに個別の商店街となっています。
おのみち本通り 尾道市商店街連合会

商店街を抜け
本通り商店街を東へ向かって進み、国道2号線の防地口交差点のあたりまで歩いてきました。アーケードも尽きて、正面には浄土寺山が見えています。このまま進めば、浄土寺山麓の浄土寺や海龍寺を訪ねることができます。北側へ向かえば、昨日尾道公会堂で演奏会を行った吹奏楽部の生徒さんたちが在籍する尾道東高等学校があります。

路地10
尾道市街をもう少し東の端まで歩いてみたかったのですが、そろそろロープウェイが運行する時刻になったため、踵を返して千光寺山へ向かうことにしました。
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初夏の尾道 ~早朝の海岸散歩~ 
2012-11-07 Wed 00:40
尾道の旅の2日目、ホテルを出発し早朝の尾道水道の様子を楽しみながら海岸沿いを歩いてみました。

住吉浜
宿泊したRホテルの客室からの眺めです。
目の前の海岸は尾道水道に面した住吉浜。住吉神社やレジャー用船舶を係留する桟橋などが浜沿いに並びます。


桟橋
こちらはクレーン付きの公衆電話室
老朽化が進み解体寸前だったクレーンとその操作室を、有志の手によってメカニックなオブジェの付いた電話ボックスに再生させたものです。クレーン部分から海上を眺めるアングルでの一枚。


朝、尾道水道
波静かな朝の尾道水道 


浪間のきらめき
早朝の柔らかな陽射しが浪間にきらめいて、尾道市街と向島を結ぶ大橋の姿を黒く浮かび上がらせています。


住吉浜の街並み
渡船の発着する岸壁から陸地側をふりかえって
(Rホテルと住吉神社)


釣果は如何?
早朝の釣り人 


ようこそ尾道へ
渡船乗り場にて 
海側に向けた案内板。海も港町尾道への入り口です。  
   

海岸通りの途中で
今度は海岸の遊歩道を尾道駅方面に歩いてみます。


浜の路地裏
遊歩道から一歩裏の路地へ入ってみました。


尾道城と土堂踏切
土堂踏切(つちどうふみきり)
JR尾道駅の東側にある踏切です。山上の尾道城と古い店舗や民家の家並みを背にした一枚です。人家の密集する込み入った街の構図も尾道らしい風景といえるのではないでしょうか。


港屋
駅近くの裏通りにも昔懐かしい佇まいのホテルがありました。


駅前海岸へ
寄り道しながら駅前の海岸近くまで歩いてきました。千光寺山のロープウェイの動く時刻まで、もう暫く街中を歩いてみます。

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初夏の尾道 ~千光寺山周辺の風景~
2012-10-29 Mon 00:20
午前中に断念した千光寺山へ登ります。徒歩登頂は諦めまして、艮神社そばの山麓駅からロープウェイを使うことにしました。


千光寺山駅より
ロープウェイは3分ほどで山頂駅へ到着します。


尾道大橋
千光寺山の展望台に登り尾道大橋を眺めます。


尾道水道
展望台からは眼下に尾道の街並みが一望できます。密集した人家やビルの続く市街地の様子、穏やかに凪いだ海、対岸の向島に見える造船所や緑濃い丘陵の広がり、その向こうに続く瀬戸内の島々と、箱庭のような風景が楽しめます。


被写体と被写体と
展望台の下の広場では、悠々と歩く猫が一匹、その横で同好の士がファインダー越しにシャッターチャンスを狙っていました。


ふたり
Σ(゚Д゚;)!

・・・色々と書き綴るより、この一枚が千光寺山からの眺望の素晴らしさを物語ってくれているようです。

陽が随分と西に傾く頃まで展望台からの眺めを楽しんでしまいました。名残り惜しいですが、陽のあるうちにホテルへ辿りつこうと、展望台を後にします。


あれは伊予、こちらは備後
「あれは伊予 こちらは備後 春の風」
幼少より怪力を誇り、後年拳骨和尚と綽名された幕末の僧、武田物外(たけだもつがい)
の句

千光寺山頂より下る山道の途中には、文学のこみちと呼ばれる遊歩道が設けられています。尾道ゆかりの25名の文人墨客の作品を刻んだ碑が点在する小道ですが、その中の一つの句碑に目が留まりました。シンプルですが、のどかな尾道水道の遠景が良く現された一句ではないでしょうか。


尾道水道3
下りの途中、再び尾道大橋方面を望むことができます。
千光寺山頂から山道を下ってゆくと、山名にもなっている千光寺の境内へと足を踏み入れることになります。この日はすでに売店などの営業時間も過ぎ境内に人影もありません。夕暮れを迎えて慌ただしく帰路を急いだため、この時は足早に通り過ぎました。


天寧寺三重塔
千光寺からの下りの途中で、天寧寺の三重塔が見えてきます。
ここは「てっぱん」にも登場した場所です。主人公あかりの母はこの場所から見る尾道の街の灯りが幸せそうに見える、ということで娘の名前を「あかり」と付けたと語られます。風光明媚な尾道の中でも代表的なビューポイントで、殊にライトアップされた三重塔と街の燈火が映える夜景は大変素晴らしいそうです。


天寧寺三重塔と猫
三重塔と猫


天寧寺三重塔と猫2
尾道市街を背景に


坂道寫眞館
下り坂の途中にも色々と興味をひかれる建物がありました。こちらは古い民家を改修した坂道寫眞館。この日はすでに閉館していましたが、館主が長年蒐集したクラシックカメラやレンズなどが展示されているとのことです。


渡り廊下
路地を跨ぐ渡り廊下。他所ではこういう光景は目にすることはできませんね。


渡り廊下2


語らい
ようやく本通りのアーケード近くまで下りてきました。もう夕闇が辺りを覆っています。この日の尾道散歩はこれで終了です。明日は再び千光寺の周辺を探訪し、東京への帰途につくことになります。

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