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鎌倉小景 ~ 夏の街角風景(2) ~
2015-03-22 Sun 10:18
以前に掲載した ”鎌倉小景 ~ 夏の街角風景 ~” の続編です。
昨年2014年の夏の鎌倉を歩いた記事ですが、
筆が進まずすっかりお蔵入りにしていた題材です。

先日稲村ヶ崎を訪れたという、(勝手に畏友とする)Yさんのblog記事に触発され
(便乗して)ようやく書き上げることができました。深謝しつつ、あらためて夏の鎌倉の
光景を思い返してみたいと思います。

葉月(8月)
江ノ電鎌倉駅
江ノ島電鉄の鎌倉駅、午前中の構内風景です。
この日は海辺の景色を訪ねて、藤沢へと向かう300形電車に乗車し
江ノ電沿いを行くことにしました。

鎌倉高校前駅へ
江ノ電は鎌倉の市街地を抜けて海岸沿いを進み、やがて鎌倉高校前駅へと到着します。

鎌倉高校前駅ホームから
波荒い相模湾と江の島と、そして国道134号。この季節、鎌倉高校前駅から見る海辺の風景は、ほんとうに”湘南の夏”を感じさせてくれます。見晴らしのいい駅ホームのベンチに座って、少し文章を考えたり、気軽に文庫本を開いてみたり、あるいは身近な事柄にあれこれ思いを巡らせて過ごすのが、このホームに降りる時のささやかな愉しみになります。

稲村ケ崎駅へ
海辺の風景をゆっくり楽しんだ後は、鎌倉高校前からふた駅戻って稲村ヶ崎駅へと移動します。

稲村ケ崎ホーム
こちらも江ノ電の駅らしく小さなホームです。稲村ヶ崎周辺は映画「ホットロード」のロケ地だったそうで、映画のポスターがホーム上に何枚も貼られていました。

稲村ケ崎ホーム2
駅前の街並みに接する距離感がとてもいいですね。

稲村ケ崎駅出口
江ノ島電鉄 稲村ヶ崎駅

駅前の店構え
駅前の通りは対向車が辛うじて行き交えるだけの細い生活道路です。この場所で昔から続いている様子の肉屋さん、食料雑貨店、青果店に鮮魚のお店が1軒ずつ並んだミニ商店街の中にワインバルを見つけました。スペインワインを扱う某社が経営しているVale(ヴァレ)さんです。雰囲気ある酒場は、それだけで周囲の街並みの印象を快活なものにしてくれます。

海がのぞく
通りを進むと路地の向こう、家々の間から海がのぞきました。浜辺はもうすぐです。

稲村ケ崎海岸
照りつける日差しに半身を晒しながら男性は打ち寄せる波にじっと視線を向け続ける。彫像のように動かない主人の周りを彼の相棒はつかず離れず歩き回り、時折立ち止まっては飼い主の姿を見つめて、身じろぎもしないその様子に再び頭(こうべ)を下げゆっくりと歩みを進めていく・・・

時間の過ぎるまま、ぼんやりと眺め続けた稲村ヶ崎の浜辺での光景。輝く太陽、夏の砂浜、湘南の海、このロケーションは見る者に詩的な感興を掻き立ててくれるようです。

稲村ケ崎海岸2
鎌倉高校前より遠ざかった江の島の遠景。ここからは西の海上に少し霞んで見えていました。

稲村ケ崎海岸3
海岸の東側には地名の由来である稲村ヶ崎が海中にその岬の突端を突き出し、砂浜の行く手を遮っていました。その向こうは鎌倉市街の西端、坂ノ下と極楽寺の町が続いています。

池田丸
浜辺から国道134号線沿いに上ると、旅行雑誌でも有名な飲食店が軒を連ねています。
こちらは腰越の漁師さんが営む地魚料理の『池田丸』稲村ヶ崎店

タベルナ ロンディーノ
こちらはカジュアルにイタリアンが楽しめる 『タベルナ ロンディーノ』
海浜に続くランチスポットを巡って下見をしつつ、訪問の機会を窺っておくようにしましょう。

P1090300.jpg
さて、この日は稲村ケ崎から鎌倉の町なかに戻ってのお昼です。
お馴染みにさせてもらっているスペイン料理屋さんで。

マッシュルームのアヒージョ

P1090301.jpg
サングリア、この日は珍しく白ワインで。確かに白の方が軽くさっぱりといただけますね。

P1090302.jpg
ししとうのフリット
お隣に座ったお客さんからの頂きものでした。辛みが少なくて食べやすい。
スペインのししとうですが、岩手の生産農家を見つけて取り寄せたそう。
食材ひとつにも思い入れを感じます。


江ノ電に乗り、海辺の風光を楽しんだ夏の一日。
その記憶を振り返りつつ今年も夏の訪れを心待ちにする、肌寒い早春の今日この頃です。


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鎌倉小景 ~ 夏の街角風景 ~
2014-10-26 Sun 23:05
朝夕めっきりと涼しくなり、近頃では暑かった夏の記憶もようやく薄らいできました。何気なく撮りためた夏の鎌倉の画像を眺めているうち、このままお蔵入りにするのも忍びなくなり、記憶を探りつつ夏の散策記事に仕立ててみました。画像をアップしながら、あらためて季節の移ろいを感じている今日この頃です。

水無月(6月)
成就院の坂にて

成就院の坂より由比ヶ浜を眺める
極楽寺坂の切通しの途中、険峻な崖の上に建つお寺が成就院(じょうじゅいん)。
明月院や、長谷寺とともに鎌倉でも指折りのあじさいの名所として知られています。花が見ごろの6月ともなると大勢の観光客がこの小さな寺院に詰めかけ、境内周辺は大変な賑わいを見せます。この日も境内に続く狭い参道にまで参詣の人々が長蛇の列を作り、押し合いへし合いの大混雑となっていました。あじさいを愛でるよりも、この雑踏の方に興味が移ってしまいます。長谷寺ではこの時期、境内に入るまでに150分待ち(!)だったという話も聞きました。ハイシーズンの鎌倉は相変わらず大変な人出です。

ちなみに成就院の参道は鎌倉の海を見渡せるビュースポット。由比ヶ浜、材木座海岸へと押し寄せる大波の様子がこの時、遠目にもはっきりと見えていました。

若宮大路を歩く

若宮大路を歩く2

若宮大路を歩く3
鎌倉のメインストリート若宮大路。その二の鳥居前、鎌倉駅側の歩道風景です。
歩道わきのベンチに腰掛けながら、通りの様子を眺めます。若宮大路には観光客向けの土産物店や飲食店ばかりでなく、地元住民御用達の商店や高級スーパーなども軒を連ねています。夕方の4時ごろを迎え、家路につく行楽客と夕飯の買い出しに訪れた主婦の皆さんが行き交い、この辺りもまだまだ喧噪が続いています。

宵の口にはまだ早く
宵の口にはまだ早く2
若宮大路から歩いて由比ガ浜通りへ
通りに面した一軒のお店に落ち着き、一献傾けながら夕餉の膳をつつく。戸口に掛かる暖簾をくぐった先には土間と板敷きの小上がりがある懐かしい店構え。こういったスペースが表通りにさりげなく営まれているのにもこの街の奥の深さを感じます。土間にあるテーブル席で戸外の空気を感じながらの酒飯。時刻は午後6時をまわっていますが、外はまだ明るく夏に向かって随分と日が延びたのが実感できるようになりました。



文月(7月)
御成通りにて
JR鎌倉駅西口(江ノ電駅舎側)から南にのびる御成通りの一角。真夏の強い日差しを受けて、白い石材で敷き詰められた歩道や通り沿いのお店の白壁が照り返しで白く霞んで見えています。

街頭インタビュー
駅の西口から少し歩いた紀ノ国屋前の四つ角(市役所交差点)で見かけたインタビュー風景。デジカム片手の体格のいい青年がカメラマン。一方インタビューを行う小柄な女性はスポーティーな雰囲気。細身のジーンズに白のTシャツとキャップがよく似合っていて、いかにも軽快に仕事をこなしてくれそうな彼女です。質問を受けていたのは鎌倉在住と思しき若い女性。情報番組の取材でしょうか。それにしても放送業界を舞台にしたライトノベルにでもコンビで登場しそうな女性ADと大柄なカメラマンの取り合わせ、妙にハマっていて印象に残る光景でした。

人力車走る
街なかを力走する人力車。鎌倉栄光教会近くの十字路。

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鎌倉駅から北西に進んだ扇ヶ谷(おおぎがやつ)の辺りを歩いていると、道端で小さなお社の祭礼風景に出合いました。

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賑やかな境内にはかき氷やラムネなどを売るテントが出ています。町の自治会主催の手作りのお店。エプロン姿のお母さんたちが顔なじみの子供たちに声をかけていきます。

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境内の一角に葦簀(よしず)で囲ったやぐらが組まれ、揃いのハッピに身を包んだ子供たちが、大人たちに指導されながら鉦と太鼓のリズムを刻んでいます。一方出番の終わった子供たちは母親に着崩れを直されたりしながら、友達同士、ラムネの瓶を片手にはしゃぎまわっていました。祭り囃子と子供たちの歓声が入り混じった昼下がりの情景。鎌倉の夏はこれから本番を迎えようとしています。


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鎌倉小景 ~ 休日の七里ヶ浜 ~
2014-09-15 Mon 13:01
8月終わりの飯山行の余韻に浸るうちに9月も中旬となり、残暑の中にも秋の訪れが確実に感じられるようになってきました。近江八幡の街紹介の記事を書きながら、なかなかまとめきれない今日この頃。今回も一休みということで定例の鎌倉散歩で向かった、この連休2日目の七里ヶ浜界隈の様子をアップしてみたいと思います。

Bar de Espana morimori
江ノ電七里ヶ浜駅の改札口を出てすぐ右手に見つけたのがスペイン居酒屋 バル デ エスパーニャ モリモリ。パエリアランチが定番のスペインバルです。この時はまだ開店準備中。
七里ヶ浜駅には駅前広場がなく、かわりに細い道路が駅舎と線路に沿って駅前を通っています。モリモリもその道の一角にあります。

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モリモリとは反対側、七里ヶ浜駅の出口から左手に向かって進み行合川(ゆきあいがわ)を渡ります。写真中央の緑の看板が七里ヶ浜駅の出入口です。この場所から見ると駅の背後は高台となっていて、そちらには比較的新しい一戸建てやマンションが林立しています。一方駅周辺の道路沿いには昔から続く地元の商店や住居が多く残っているようでした。

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水しぶきをあげて勢いよく流れる行合川。一見して緑色の汚水か!?と驚きましたが、よくよく目を凝らして見ると川底のコンクリート面に川苔(川藻?)がびっしりと生えていて、透明な流水を透かして緑色の流れのように見えているのでした。

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川の流れに沿って歩けば、すぐ目の前に七里ヶ浜海岸が見えてきます。

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七里ヶ浜に沿う国道134号線に出ました。お天気が良くて抜けるような青空。江の島も由比ヶ浜附近と較べるとぐっと間近に見えています。

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ここ国道134号線の七里ヶ浜附近には鎌倉・湘南の旅行雑誌やタウン誌などに度々登場する有名店が数多く立ちならんでいます。
今や”世界一の朝食”が代名詞ともなっているbills(ビルズ)やオーシャンビューのヘアサロンBEAUTRIUM(ビュートリアム)、西海岸風のファッションアイテムが充実するCherShore(シェルショア)等々。そしてこれらのショップが入っているのが、このWEEKEND HOUSE ALLEY(ウィークエンド ハウス アレイ)です。前述のテナントの他13戸の賃貸ルームを持つ複合施設ですが、なにしろこの住環境の良さ、現在空室なしという盛況ぶりも納得です。

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9月中旬とはいえ、陽光きらめく海辺の風景はまだまだ健在

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カジュアルイタリアンのSICILIANA(シチリアーナ)、本格のハンバーガーが評判の@LeafCafe(アットリーフカフェ)

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いかにもアメリカンな建物が続いていきます。

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国道を江の島方面に歩いてきましたが、この日はお昼に寄りたいお店があったので、ここでUターン。七里ヶ浜の名店はこの先もまだまだ134号に沿っていくつも点在しています。

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国道を引き返し行合川を越えてさらに東に進むと、今日のお昼の目的地Double doors(ダブル ドアーズ )さんがあります。例によって開店前からすでに行列になっていました。

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キッチン脇のテーブル席に案内されます。

ガーリックライス
「牛ヒレ肉ステーキwithガーリックライス」
某雑誌に写真付きで紹介されていたこのメニューに強く惹かれてランチに訪問しました。なんといっても肉・ガーリック・焼飯と三拍子そろった直球にはかないません。少々お値段は張りますが、並みの廉価版肉盛りライスとは一線を画す、しっかりとした味のお料理でした。

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料理を待つ間、ヴォーリズ評伝を読み直しながら昼酒も少し。

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Double doorsのテラス席の辺りから
テラス席で去りゆく夏を思いながら、海原を眺め ゆっくりとグラスを傾けるのもよさそうです。

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七里ヶ浜の風景
夏景色がまだまだ続いているようですが、やはり人影は盛夏の頃と較べるとまばらになっていて、秋の気配を窺うことができます。

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江ノ電七里ヶ浜駅前まで戻ってきました。

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「めっちゃ綺麗、めっちゃ素敵。絶対ここ住みたいなぁ」「うん、ここに通えたらいいなー。ほんと(胸が)高鳴るー!」
江ノ電が稲村ヶ崎駅を過ぎ、車窓に映る住宅の間から薄いブルーの相模湾が見え始めた時、隣席に座っていた中学生の女の子2人が小さく歓声をあげていました。鎌倉から七里ヶ浜へ向かう車中のことです。手放しの大絶賛にちょっと笑いを誘われましたが、「しかし本当にその通りだな」とうなずいていると、やがて到着した七里ヶ浜駅で、これからオープンスクールに向かうらしい2人は嬉々としてホームに降り立ち、改札口へと消えていきました。

七里ヶ浜は何度か歩いていますが、この日道行く人たちが、心なしか、いつにもまして明るく浮き立つように闊歩している風に感じられたのは彼女たちのおかげだったのかもしれません。

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鎌倉小景 ~ 教会の街、鎌倉(3) ~
2014-05-31 Sat 14:10
鎌倉の街の教会巡礼も今回で最後となります。
キリスト教会を訪ねる鎌倉散策の締めくくりは若宮大路沿いに建つカトリック雪ノ下教会
です。

カトリック雪ノ下教会1
鎌倉雪ノ下教会(日本キリスト教団)を右側に見つつ、二の鳥居から若宮大路を鶴岡八幡宮に向かって歩くと、カトリック雪ノ下教会が見えてきます。教会を訪れたこの日は4月のある土曜日の午後でしたが、聖堂の前では婚儀を終えたばかりのカップルとその親族・友人たちが集まり記念撮影が行われていました。

カトリック雪ノ下教会2
カトリック 雪ノ下教会

カトリック雪ノ下教会 9
写真撮影も無事に済んで、参列者同士ひとときの歓談に興じます。

カトリック雪ノ下教会 8
新婦を囲んでの友人たちの語らいも弾んでいる様です。

カトリック雪ノ下教会 3
ナザレのヨセフとマリア、そして少年キリストの聖家族像

カトリック雪ノ下教会 7
聖堂の壁に高く掲げられた金地のイコン(聖像)の煌びやかさがひときわ目を惹きます。

カトリック雪ノ下教会 12

カトリック雪ノ下教会 11
キリスト像の眼差しの先に

カトリック雪ノ下教会 6
婚礼も終わり聖堂前は普段の落ち着きを取り戻しました。そんな中でも土曜の午後に聖堂を訪れる人の姿は絶えません。

カトリック雪ノ下教会 5
若宮大路の向かい側の歩道より段葛越しに雪ノ下教会の全景を眺めてみました。

カトリック雪ノ下教会 13
少年の頃、とりわけ田舎町に住む子供にとっては、キリスト教の教会は非日常的な、西欧の空間美を感じる場所として一種の憧憬や好奇心の対象だったように思います。その頃から三十年を経た今でも街の一角に教会堂の姿を見かけた時などは不思議と安息の思いを感じてそのたたずまいに見入ってしまいます。

人々の真摯な祈りの場として、或いは二人の新たな門出を祝福する場所として、そしてまた賑やかな古都の街角で見つけた素敵な景観として、今日も鎌倉では街並みに溶け込んだ教会風景を目にすることができます。

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鎌倉小景 ~ 教会の街、鎌倉(2) ~
2014-05-25 Sun 08:42
鎌倉にある教会を巡っています。

市役所通り
扇ヶ谷の鎌倉栄光教会へは、JR鎌倉駅の西口改札を出てからスーパーの紀ノ国屋前の四つ角を右側に折れて向かいましたが、この四つ角をそのまま直進すると鎌倉市役所を左手に見ながらその前の市役所通りを進んでいくことになります。スターバックスや鎌倉ワイン館といった店舗が並ぶこの道を歩いて行くと正面にトンネル(御成隧道)が現われます。  

鎌倉恩寵教会1
トンネルを抜けると地名は御成町(おなりまち)から佐助(さすけ)へと変わります。
しばらく進んで行くと緑の多い住宅地の中に十字架を戴く教会の建物が見えてきました。

鎌倉恩寵教会2
日本キリスト教団 鎌倉恩寵教会
こちらは由比ガ浜の鎌倉教会と同じ日本キリスト教団(日本基督教団)所属の教会です。

鎌倉恩寵教会3

鎌倉恩寵教会4
青空に浮かんだ十字のしるし。主の恵みを表すその造形が強く印象に残ります。

若宮大路二の鳥居
続いては鎌倉のメインストリートである若宮大路の近くに建つ教会です。段葛(だんかずら)の始まる二の鳥居のそばでその姿を見ることができます。

鎌倉雪ノ下教会1
若宮大路から東にむかう道の途中に、特徴のある十字架の建物が見えています。

鎌倉雪ノ下教会2
日本キリスト教団 鎌倉雪ノ下教会
やはり目を惹くのは屋上の十字架です。真下から見上げると陽光を反射して銀色に美しく輝いています。何本ものポールを重ねて十字の形を現したモダンなデザインとなっています。

鎌倉雪ノ下教会3

鎌倉雪ノ下教会5

鎌倉雪ノ下教会4
若宮大路の歩道から見た鎌倉雪ノ下教会。現代的な会館風の建物です。


六地蔵先の三叉路
かわってこちらは六地蔵交差点の少し先まで由比ガ浜通りを進んだところです。写真中央の建物は鎌倉でバーといえば真っ先に名前の挙がる「THE BANK」(ザ・バンク)。
旧鎌倉銀行由比ヶ浜出張所の建物をそのまま利用しているこの界隈のランドマーク的存在です。このBANKさんから、道路標識のある小道を隔てて左側に建つ二階建てのビルにも鎌倉を代表する名店が入っています。小さな三色旗のかかる1Fには、観光雑誌やグルメ雑誌で今や予約のとれない人気店として紹介されるフレンチの「ete」(エテ)。そして2Fにはバスク地方などのクラシックスペイン料理を提供する「スペイン料理とワインの店Arashida」があります。この近所にはラーメンの「一閑人」やサザエの炊き込みご飯が美味しい「花ごころ」さんなどもあって、個性的なお店の集まるグルメスポット、といった印象があります。そしてこの手前の六地蔵交差点を脇の路地に入ったところに一軒の教会が建っています。

由比ガ浜教会1
カトリック 由比ガ浜教会

由比ガ浜教会6
カトリックといえば、言わずと知れた、ローマ教皇を頂点とする全世界で十一億人以上の信徒を持つキリスト教界最大のグループです。「イゴヨク伝わるキリスト教」の語呂あわせでもお馴染みの、フランシスコ・ザビエルが1549年に布教を開始して以来、キリスト教の教派の中でも日本において最もポピュラーな存在なのがこのカトリック教会といえるでしょう。

由比ガ浜教会2
カトリック由比ガ浜教会の聖堂は平屋で大きな丸窓が特徴的な建物です。北欧の片田舎にひっそりとたたずむ素朴な教会のようでもあります。

由比ガ浜教会4

由比ガ浜教会3
聖堂の屋根にはアイルランド起源の丸に十字のケルト十字架が立っています。第二次世界大戦後からアイルランド系の聖コロンバン会がここ由比ガ浜教会での宣教活動を担当しているそうです。アイルランドはカトリック大国ですがキリスト教以前の土着の宗教や風習などを取り入れ、独自のキリスト教文化が発展してきた土地でもあります。円環は太陽を信仰する自然崇拝の現われ。古代ケルト人の文化とキリスト教との融合がこのケルト十字に象徴されています。

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鎌倉小景 ~ 教会の街、鎌倉(1) ~
2014-05-05 Mon 02:21
フジテレビで「続・最後から二番目の恋」の放送が始まりました。古都鎌倉を舞台に四十代からの大人の恋愛模様を描いた2012年放送のテレビドラマの続編です。今回も中井貴一さんと小泉今日子さんの楽しい(激しい)掛け合いが見どころのラブコメディーとなっているようです。前作オンエア時には地元鎌倉住民の皆さんの関心も高かったようで、各話放送後に「昨日は〇〇のお店が(ドラマのシーンで)出ていたわね」と仲間内で話題になることも多かったと聞いています。今作はちょうど春の行楽シーズンを迎えての放送でもあり、今後のストーリー展開に伴って観光地鎌倉への一般の注目度も大いに高まっていくことになるのではないでしょうか。

さて、その鎌倉ですが、実はキリスト教の施設が数多く集まる教会の街でもあります。
鎌倉宗教者会議ニュース」というパンフレットによれば、現在鎌倉にあるキリスト教系の
教会・修道会はおよそ30を数えるそうです。

今回からは鎌倉の街で見つけた教会の風景をご紹介していきたいと思います。

鎌倉栄光教会1
JR鎌倉駅の西口改札を出て真っ直ぐに進み、スーパーの紀ノ国屋が正面に見える四つ角を右側に折れて200mほど歩くと、左手に雑木林の丘を背にして、赤茶色の瓦屋根に小さな十字架を付けた建物が見えてきます。

鎌倉栄光教会3
日本キリスト教会 鎌倉栄光教会
日本キリスト教会は、16世紀にスイスのジュネーブで宗教改革を行ったジャン・カルヴァンをルーツとするプロテスタントの一派、長老派に属するキリスト教団です。

鎌倉栄光教会2
洋館風の小ぢんまりとした外観となっています。

鎌倉栄光教会4
突然、教会の壁に毛むくじゃらの小動物が姿を現しました。野生のリスです。丘陵の広がる扇ヶ谷(おうぎがやつ)の住宅地を歩いていると暖かな春先などに良くその姿をみかけます。通りの木陰から不意に現われ、素早い動作で街頭の電線を伝ってまた林の中へと消えていったりします。

鎌倉聖ミカエル教会1
こちらは小町通りから脇の道へ入ってすぐの場所に建つ白亜の教会です。

鎌倉聖ミカエル教会2
日本聖公会 鎌倉聖ミカエル教会

鎌倉聖ミカエル教会3
「聖公会」(Anglican Church)は16世紀前半、当時のイングランド国王ヘンリー8世が国内のカトリック教会をローマ教皇の支配下から独立させ、自らを教会の首長として成立させたイングランド国教会を母体としています。イングランドが北方のスコットランドと西のアイルランドを併せて現在のイギリス本国にあたる地域を統一し、その後世界中に植民地を獲得するようになると、この国教会の組織も世界各地に広がりを見せることとなりました。最早英国のみのローカルな教会組織ではなくなり、このイギリス(イングランド)系の教会を日本などの漢字圏においては「聖公会」と称するようになります。現在、聖公会はプロテスタント最大の教派であり、各国の聖公会組織はそれぞれ独立した管区運営を行いながら、全体としてはアングリカン・コミュニオン(世界聖公会連合)を結んで教派としての連帯を保っています。

鎌倉聖ミカエル教会6
小町通り側からは、白いタイル張りの壁面に掲げられた十字架が聖ミカエル教会の目印になります。老舗のフランス料理店コアンドルの向かいにあります。

御成通りから
続いてはJR鎌倉駅の西口広場から左手に続く御成通りを進んだ先にある教会をご紹介します。

由比ヶ浜通りより
御成通りを進むと若宮大路の下馬交差点から長谷方面へ向かう由比ヶ浜大通りに合流しますが、この由比ヶ浜通りから教会の鐘塔を見ることができます。

鎌倉教会2
鎌倉教会3
日本基督教団 鎌倉教会
日本基督教団は昭和16年にプロテスタントの33教派が合同して成立した合同教会です。公会主義の理想に基づき教派の別をなくし、聖書を信仰の拠り所とするプロテスタント本来の有り方を目指して設立されましたが、戦時下に成立した事情や合同後の教団の方向性を巡って戦後に各派の離脱があり、現在では会衆派、メソジストなどの流れを汲む諸教派・諸団体により構成される教団となっています。

鎌倉教会5
鎌倉教会6
鶴岡八幡宮から南に伸びる若宮大路沿いに鎌倉教会の正門があります。開放されている正門より入ってすぐにゴシック風の教会建築が見えてきます。ここ由比ガ浜二丁目界隈のランドマークともなっている鎌倉教会会堂です。この建物は教会合同前の大正15年にハリス記念鎌倉メソジスト教会会堂として建てられたもので、鎌倉市の景観重要建築物等(第5号)にも指定されている歴史的な建物です。

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鎌倉小景 ~長谷から坂ノ下海岸へ~
2014-01-03 Fri 00:55
平成25年12月30日(月)

元日を二日後に控えたこの日、年の瀬の静かな鎌倉を歩いてみようと思い立ったのですが、案に相違して駅周辺も小町通りも普段の休日と変わらぬ混雑ぶりで、長谷寺や大仏で名高い長谷の辺りもたくさんの人出で賑わっていました。

しかし飲食店や土産物屋が立ち並ぶ大仏通りから一歩脇の路地に入ってみると表通りの喧噪が遠のき、やがて年の暮れらしくひっそりと静まり返った住宅地の奥に、日蓮宗の光則寺(こうそくじ)がみえてきました。

光則寺1
周囲を鬱蒼とした樹林に囲まれた、谷戸の奥にあるお寺です。境内の庭にはカイドウや紅梅の木が冬枯れの姿を見せていました。

光則寺2

光則寺3

光則寺4



光則寺を後にし、道を下って鎌倉の海へ出てみました。鎌倉七口の一つ極楽寺坂の手前にあることが地名の由来である坂ノ下海岸です。

坂ノ下海岸1

坂ノ下海岸2

坂ノ下海岸3
巧みにパドルを操って波に乗っていくサーファーの姿はいつまで眺めていても見飽きませんでした。空気が冷たく張りつめているこの時期は特に材木座から由比ヶ浜、坂ノ下へと続く海岸からの夕景の美しさが際立っているようです。

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鎌倉小景 ~冬の材木座海岸、由比ヶ浜夕景~
2013-03-09 Sat 05:50
波打ち際

犬の散歩

青春の狂騒?

二人旅

孤影

サーファーと釣竿

スタンドアップ・パドル・サーフィン

夕浪

残照

滑川河口

滑川沿いの光景

キリコ風に

夕闇迫る

夕景

稲村ケ崎遠景2

稲村ケ崎遠景

鎌倉の海、材木座海岸から由比ヶ浜へ 
冬、二月 夕暮れのひととき



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鎌倉小景 ~材木座界隈より~
2012-12-15 Sat 16:27
我が国で初めての武家の都として、その歴史を織りなしてきた古都鎌倉。開府以来八百余年の時を経た現在では、日本を代表する観光都市・文化都市としての発展を遂げています。
筆者の住む房総半島の対岸に位置し比較的訪れやすい距離ということもあって、ここ数年鎌倉の街を歩くことが多くなりました。鶴岡八幡宮や長谷の大仏など代表的な観光名所を訪れるのも鎌倉歩きの魅力の一つですが、喧噪の陰に隠れた普段着の鎌倉の姿に目を向けてみるのも、また趣きの違った古都の楽しみ方といえるでしょう。この街のそんな飾らない風景のいくつかをご紹介したいと思います。

同行二人
材木座にある九品寺(くほんじ)前の道
二人の僧侶が小さく経文を誦しながら静かに歩みを進めて行きました。ある夏の日の昼下がりの光景です。この材木座界隈は鎌倉市街の東南部にあたり、幕府が置かれていた頃からの商業地区といわれています。現在でも古くからの住宅や個人商店が立ち並ぶ庶民的な街となっています。周辺には日蓮宗などの小寺院が多く、お隣の大町地区と合わせて鎌倉観光のエリアとしてはマイナーな地域にあたるといえるでしょう。

光明寺本堂
二僧の辿りついた先は、同じく材木座にある浄土宗の光明寺です。
本堂前で長く続いた読経姿を見ていて、ふと、“同行二人”(どうぎょうににん)という言葉が 浮かんできました。本来の意味とは違いますが、なんとなくその響きに似つかわしい状景に思えたものです。

本堂より

境内より山門を見る
光明寺は鎌倉散策の際に私もよく訪れる場所です。JR鎌倉駅からは遠い、海浜に近い一寺ですが、本堂から広々とした境内を立派な山門とともに眺めていると、とても気持ちが晴れ晴れとしてきます。光明寺の周囲には民家が集まっていて、境内への出入りも自由なため、民衆に開かれた市中のお寺という雰囲気があります。

材木座海岸の風光1
光明寺から2~3分ほど歩くと急に視界が開け、相模湾に面した材木座海岸が目の前に現れます。この付近は、ヨットハーバーや分譲マンションなどを有するリゾート施設として有名な逗子マリーナに近く、この写真の中央にも逗子マリーナの建物(白亜のマンション群)が見えています。

材木座海岸の風光2
歴史と伝統を受け継ぐこの鎌倉のもう一つの顔は、広大な相模湾に臨む材木座海岸、そして由比ヶ浜という二つの浜辺を持つマリンスポーツのメッカであるということです。夏の海水浴シーズンはもとより、四季を通じてグッドウェーブを求めるサーファーの姿が見られます。

材木座海岸の風光3

材木座海岸の風光4
材木座海岸から見た稲村ケ崎の遠景です。

横須賀線の線路
材木座海岸から市街地へと歩いてきました。某踏切から見たJR横須賀線の軌道風景ですが、この路は逗子、横須賀を経て三浦半島の久里浜へと続いていきます。有名な江ノ電(江ノ島電鉄)も鎌倉の街なかを走っており、古都を巡る鉄道の風景も鎌倉の情景の一つといえるでしょう。

鎌倉での見聞の様子は、これからも折々載せていきたいと思っています。次回からはまた別の土地を訪れた旅の記録を少し続けて掲載していきたいと思います。
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