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氷見、新春の風景 ~地蔵町界隈~
2013-05-26 Sun 17:11
氷見駅から少し歩いた地蔵町の一角、一棟の社殿が見えてきました。

地蔵愛宕社
こちらの社(やしろ)の名前は地蔵愛宕社、周囲には町家が続き海岸にも程近い場所にあります。


本殿
小さいですが破風の付いた立派な本殿です。石段に敷いた滑り止めの筵(むしろ)に降雪地域らしい風情を感じます

愛宕社境内

馬像
騎馬像ではなく、馬だけの銅像というのが珍しく興味を惹かれました。氷見市の隣の高岡市は銅器の町として知られていますが、この像もそこで製作されたものでしょうか。

地蔵町界隈1
真っ直ぐに伸びる愛宕社前の路地


地蔵町界隈(雪囲いのある家屋)
庭の植木の雪囲い風景

地蔵町界隈(千本格子の家屋)
千本格子の町屋風の住居


地蔵町界隈(路地の祠)

路地裏の小祠には真新しい花が供えられていました。

地蔵町界隈(裏路地を抜けて)
狭い小路の向こうに防波堤が見えていて海岸へと出られるようです。

海辺の神社(須々能神社本殿)
小路を抜けた先に、海岸に面して小さな社がもう一社建っていました。

須々能神社
須々能神社(すずのじんじゃ)

須々能神社遠景
漁業の町らしく、路地や通りの各所に漁や航海の安全を祈った社や祠が残っているようです。 

漁火ロードへ
氷見の海岸へ
海沿いの直線道路には漁火(いさりび)ロードという情趣ある名前が付けられています。
ここでは雨晴海岸で見たよりも能登の山々がずっと真近に見えています。


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氷見、新春の風景 ~JR氷見駅から地蔵町へ~
2013-05-18 Sat 18:03
雨晴海岸を後にし再び氷見線に乗車して終着駅を目指します。

ハットリ君列車
ハットリくん列車が雨晴駅に入ってきました。氷見は「忍者ハットリくん」や「笑ゥせぇるすまん」などの作品で知られる漫画家の藤子不二雄Ⓐ氏の生まれ故郷です。世代を超えて愛される国民的漫画家の出身地にちなみ、高岡を起点する氷見線や城端線(じょうはなせん)では氏の代表作である「忍者ハットリくん」をラッピングした列車が運行されています。

JR氷見駅1
雨晴駅を出発して程なく、ハットリくん列車は終点の氷見へと到着します。

氷見へ

JR氷見駅2
氷見駅の駅舎は何の変哲もない、ごく普通の平屋の建物でした。旅情に富む観光路線の終着駅としては少々趣きに欠けるのが残念ですが、普段は通勤通学の中継拠点として充分な役割を担っているのでしょう。

ハットリ君のまち
駅前にある忍者ハットリくん列車の書割。車窓の部分がくりぬかれていて乗車の記念になります。地元の生徒さんたちのお手製の絵でしょうか。

氷見駅前広場
駅前広場も車輌の乗降場という雰囲気で閑散とした様子でしたが、ふと目をひいたのが 「氷見キネマ」と書かれた建物です。街中で見かけるごくありふれたテナントビルですが、  こちらの4階は主に地域映画、町おこシネマやインディーズの名作などを上映する場としてオープンした氷見駅前の“ちいさな映画館”。上映の無い時間は貸しスペースとして地域の交流や音楽・イベント活動にも利用されるとのことです。氷見キネマから始まる交流がやがて駅前の活況へとつながっていくことになると良いですね。

氷見まちなか案内図
氷見市街図
JR氷見駅は左下に見えています。図を右手に進んでゆくと北へ、能登半島方面へと進むことになります。まずは海岸沿いに氷見漁港の方向へと歩いて行きたいと思います。

駅前広場から北へ

氷見駅ホームと列車
道の途中、線路際から氷見駅ホームを眺める

終着駅の枕木
枕木が氷見線の終着、路線の果てを物語っています

氷見の町並み1
氷見駅周辺、町の佇まい

街の標識

氷見の町並み2

正月飾り
通りを進んで行くと家々の玄関先に正月飾りが飾られているのが目に留まりました。氷見を訪れたこの日は1月13日。関東では松の内を過ぎればお飾りを外すのが一般的ですが、こちらではまだ玄関先を飾っています。地域ごとに差があるようですが、やはり関東在住者としてはこの時期の正月飾りの風景に興味をひかれました。この附近は駅に近い地蔵町という地区になります。

蔵の佇まい
白漆喰の重厚な蔵が残る。いかにも海産物をおさめた蔵という様子で港町らしい風情。

神社背景
地蔵町界隈を歩いていると道の向こうに一軒の神社が見えてきました。


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氷見、新春の風景 ~早朝の雨晴海岸~
2013-05-12 Sun 10:07
氷見線の踏切を超えると大きく視界が開け、白砂青松の浜辺が続く雨晴海岸に出ました。

早朝の雨晴海岸1
夜明け後まもなく、未だ夜の気配が残っているようなひととき、暗く重たげな水色の空と海原が眼前に広がっていました。海の向こうに見える陸地は能登半島の山々です。

早朝の雨晴海岸2
曇り模様の空は、時間の経過とともに薄日が雲間よりのぞいて、辺りの明るさを変えて行きました。

青松と女岩
「馬並(な)めて いざ打ち行かな 渋谿(しぶたに)の 清き磯廻(いそま)に 寄する波見に」 
万葉集の編者とされる歌人の大伴家持は天平年間に国守として越中国(富山県)に下向した際、度々この雨晴海岸を訪れ、その景観を讃える歌を何首も遺しました。「渋谿」は当時の雨晴海岸を指す地名と言われています。

女岩遠望
中央の小島が女岩(めいわ)、その右手の高い松の木が見えている場所が義経岩です。兄頼朝の追捕を受けて奥州へ逃れる際、この地を通った源義経一行がにわか雨を避けた場所とされていて、地名雨晴の由来ともなっています。晴天の日であれば、女岩の背後に白く冠雪した立山連峰の姿がくっきりと浮かび上がって見えますが、残念ながらこの時は厚い雲に覆われその姿を見ることはできませんでした。

廃屋
海岸沿いに残る一軒の廃屋

突堤
海上へと伸びて行く突堤

突堤より見る能登方面
冬の朝らしい冴え冴えとした海岸の風景。晴天の中での佳景とはまた趣きが異なります。

早朝の雨晴海岸3


早朝の雨晴海岸6
沖合を走る漁船 突堤を行く人影

早朝の雨晴海岸4
午前7時をまわった頃、近在の寺院から、時を告げる鐘の音がゆっくりと海岸に響き渡っていきました。

早朝の雨晴海岸5


早朝の雨晴海岸7
浜辺に一人たたずむ中、聞こえてくるのは潮騒のざわめきと長く遠い余韻を遺して消えていく梵鐘の響きだけです。


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氷見、新春の風景 ~JR高岡駅から雨晴駅へ~
2013-05-05 Sun 15:38
氷見への旅、今回も移動には夜行便の高速バスを利用しました。今年1月半ばのことです。JR新宿駅西口を夜10時半ごろ出発、翌日5時50分頃に富山県のJR高岡駅前に到着しました。氷見へは加越能バス・西武バスの運行で新宿からの直通便が出ていますが、今回はJR氷見線経由での訪問のため、氷見線の起点高岡駅で途中下車することにしました。

高岡駅前2
JR高岡駅入口の様子です。北陸新幹線開業に伴う駅周辺の整備が行われている最中で、この仮設の雰囲気もそのためのようでした。

JR高岡駅構内
早朝の高岡駅構内

氷見線
JR氷見線は高岡より北へと伸びる北陸本線の支線。能登半島南部を走る七尾線との接続が計画されながら結局実現せず、氷見が終着駅となった行きどまり路線(盲腸線)です。伏木駅から終点の氷見まで、列車は富山湾沿岸を走り、その途中には古代から景勝地として知られた雨晴海岸(雨晴駅)があるなど、海浜の景色を楽しめる風光に富んだローカル路線となっています。

氷見 6:00
6:00の高岡発、氷見行きの列車に滑り込みです。

高岡駅改札
駅員さんが改札口で検札を行う風景が個人的にとても懐かしく、また新鮮に感じられました。
ご承知の方も多いと思われますが東京近郊のJR各駅ではSuica(交通系ICカード)による自動改札が有人改札にとってかわっている所が多く、筆者の最寄りの千葉県内の小駅でさえ駅職員が改札口に立って直接検札することは無くなりました。

7番ホーム 氷見線
ここ高岡駅はJR西日本管轄の駅になります。駅名標や番線案内の表示にJR西日本のシンボルカラーの青が多用され、やはりJR東日本の駅構内とは少し違った雰囲気を感じます。(東日本のカラーは緑色)

氷見線の車中
列車内は本当にローカル線の雰囲気。天井に据え付けられた扇風機や4人掛けの対面座席が多く備わる“旅客車両”は、自分の利用する沿線ではほとんど見かけなくなってしまいました。
冬季のこの時刻(朝6:00過ぎ)はまだ日の出前で残念ながら車窓から見えるのは一面の闇だけでした。

雨晴駅名標
高岡から25分程でJR雨晴駅に到着。まだ周囲は暗闇に閉ざされていました。早朝の雨晴海岸を訪れてみようと下車します。

ホーム上の除雪機
ホーム上には小型の除雪機が。北国の駅らしい装備です。

雨晴駅ホーム
早朝の時間帯は雨晴駅は無人駅となります。

雨晴駅舎内

雨晴駅舎内2
雨晴駅舎の小さな待合室

海岸は→
雨晴海岸へ
手書きの案内図

雨晴駅舎日の出前
早朝、夜明け前の雨晴駅舎

雨晴駅前の通り
雨晴駅前には民宿や土産物店、民家が連なる一本の道路が通じています。

雨晴駅前通り
ようやく辺りが白み始め、街道の様子がモノトーンに写ります。

夜も白み
少しずつ明るさが増してきました。ただ残念ながら今朝は曇り模様のようです。

雨晴駅前の夜明け

氷見駅ホーム遠望
駅から少し歩いて雨晴踏切までやって来ると、駅ホームには上りの高岡行き列車が停車中でした。

雨晴踏切
踏切の向こう、人家の間に冬の富山湾がわずかにのぞいて見えています。


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