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鎌倉小景 ~ 夏の街角風景 ~
2014-10-26 Sun 23:05
朝夕めっきりと涼しくなり、近頃では暑かった夏の記憶もようやく薄らいできました。何気なく撮りためた夏の鎌倉の画像を眺めているうち、このままお蔵入りにするのも忍びなくなり、記憶を探りつつ夏の散策記事に仕立ててみました。画像をアップしながら、あらためて季節の移ろいを感じている今日この頃です。

水無月(6月)
成就院の坂にて

成就院の坂より由比ヶ浜を眺める
極楽寺坂の切通しの途中、険峻な崖の上に建つお寺が成就院(じょうじゅいん)。
明月院や、長谷寺とともに鎌倉でも指折りのあじさいの名所として知られています。花が見ごろの6月ともなると大勢の観光客がこの小さな寺院に詰めかけ、境内周辺は大変な賑わいを見せます。この日も境内に続く狭い参道にまで参詣の人々が長蛇の列を作り、押し合いへし合いの大混雑となっていました。あじさいを愛でるよりも、この雑踏の方に興味が移ってしまいます。長谷寺ではこの時期、境内に入るまでに150分待ち(!)だったという話も聞きました。ハイシーズンの鎌倉は相変わらず大変な人出です。

ちなみに成就院の参道は鎌倉の海を見渡せるビュースポット。由比ヶ浜、材木座海岸へと押し寄せる大波の様子がこの時、遠目にもはっきりと見えていました。

若宮大路を歩く

若宮大路を歩く2

若宮大路を歩く3
鎌倉のメインストリート若宮大路。その二の鳥居前、鎌倉駅側の歩道風景です。
歩道わきのベンチに腰掛けながら、通りの様子を眺めます。若宮大路には観光客向けの土産物店や飲食店ばかりでなく、地元住民御用達の商店や高級スーパーなども軒を連ねています。夕方の4時ごろを迎え、家路につく行楽客と夕飯の買い出しに訪れた主婦の皆さんが行き交い、この辺りもまだまだ喧噪が続いています。

宵の口にはまだ早く
宵の口にはまだ早く2
若宮大路から歩いて由比ガ浜通りへ
通りに面した一軒のお店に落ち着き、一献傾けながら夕餉の膳をつつく。戸口に掛かる暖簾をくぐった先には土間と板敷きの小上がりがある懐かしい店構え。こういったスペースが表通りにさりげなく営まれているのにもこの街の奥の深さを感じます。土間にあるテーブル席で戸外の空気を感じながらの酒飯。時刻は午後6時をまわっていますが、外はまだ明るく夏に向かって随分と日が延びたのが実感できるようになりました。



文月(7月)
御成通りにて
JR鎌倉駅西口(江ノ電駅舎側)から南にのびる御成通りの一角。真夏の強い日差しを受けて、白い石材で敷き詰められた歩道や通り沿いのお店の白壁が照り返しで白く霞んで見えています。

街頭インタビュー
駅の西口から少し歩いた紀ノ国屋前の四つ角(市役所交差点)で見かけたインタビュー風景。デジカム片手の体格のいい青年がカメラマン。一方インタビューを行う小柄な女性はスポーティーな雰囲気。細身のジーンズに白のTシャツとキャップがよく似合っていて、いかにも軽快に仕事をこなしてくれそうな彼女です。質問を受けていたのは鎌倉在住と思しき若い女性。情報番組の取材でしょうか。それにしても放送業界を舞台にしたライトノベルにでもコンビで登場しそうな女性ADと大柄なカメラマンの取り合わせ、妙にハマっていて印象に残る光景でした。

人力車走る
街なかを力走する人力車。鎌倉栄光教会近くの十字路。

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鎌倉駅から北西に進んだ扇ヶ谷(おおぎがやつ)の辺りを歩いていると、道端で小さなお社の祭礼風景に出合いました。

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賑やかな境内にはかき氷やラムネなどを売るテントが出ています。町の自治会主催の手作りのお店。エプロン姿のお母さんたちが顔なじみの子供たちに声をかけていきます。

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境内の一角に葦簀(よしず)で囲ったやぐらが組まれ、揃いのハッピに身を包んだ子供たちが、大人たちに指導されながら鉦と太鼓のリズムを刻んでいます。一方出番の終わった子供たちは母親に着崩れを直されたりしながら、友達同士、ラムネの瓶を片手にはしゃぎまわっていました。祭り囃子と子供たちの歓声が入り混じった昼下がりの情景。鎌倉の夏はこれから本番を迎えようとしています。


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近江八幡 ~ 八幡堀の風景 ~
2014-10-13 Mon 10:20
京街道筋と新町通りを抜け、豊臣秀次が開いた琵琶湖への水運の路、八幡堀のほとりへとやってきました。

八幡堀の風景2
新町通りの先にある八幡堀の岸辺、新町浜(しんまちはま)。テレビの時代劇では川舟から荷の揚げ降ろしを行う船着場の風景としてしばしば登場します。

八幡堀の風景
満々と水をたたえた八幡堀

八幡堀の風景3
掘割に沿い、岸辺の小道を歩いて行きます。

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岸辺の遊歩道はやがて掘割に架かる明治橋のたもとで行きどまりとなって、水上に続く飛石がこの先の散策路となります。

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明治橋から新町浜を振り返って
水面に枝先を垂らす柳の姿は、昔から愛好されてきた代表的な日本の水辺の風景ですね。

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既に歩き疲れてバランス感覚も鈍くなっています。少しスリリングな気持ちで小さな足場を踏みしめ水の上を渡っていきます。

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飛石を渡り終えた先には、白壁が映える蔵造りの家並みそして濃緑の木々が両岸に続く掘割の風景が広がっていました。

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堀端では、時おり八幡堀めぐりの小舟が低いエンジン音を響かせてゆったりと水路を進んでいくのを目にします。

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川風を受けながら、水上より眺める掘割の風景もまた格別でしょうね。

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道は再び堀沿いの湿地帯に続く飛石へと変わりました。

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良く晴れた皐月の一日、岸辺に咲く黄菖蒲の花が見頃になっています。

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堀端に続く石畳の道

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この風景も時代劇ではおなじみの場面。河川や運河が縦横に張りめぐらされた江戸の町の水景を髣髴とさせる眺めです。長い竿を操ってするすると川中を進んでいく小舟の姿が本当によく似合いそうな景色となっています。

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昭和30年代から続いた高度経済成長期、この八幡堀は旧時代の遺構としてほとんど顧みられることなく、掘割は汚水の溜り場となり、その汚泥に繁茂した水草が両岸の石垣の高さまで堀を埋め尽くしてしまって、さながら『ドブ川』のような惨状を呈していたそうです。危機感を覚えた地元有志と地域住民たちの長年にわたる清掃と修景の努力によって、埋め立ての話が持ち上がるほどの荒廃ぶりから、現在の情緒溢れる水辺の景色へと生まれ変わりました。

今や近江八幡の名所として欠かすことのできない八幡堀ですが、あるいは埋め立てによってその形跡もなくなり、ありふれた町なかの舗装道路などに姿を変えていたかもしれない昔があったことを、こののどかなたたずまいからは感じとることはできません。


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